2026.09.29
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【就活生向け】大手だけで選ぶな!一生モノの治療スキルが身につく中小治療院の選び方

この動画の内容はこちらの動画でも解説しています。

合同就職説明会や就活フェアに参加すると、目に入るのは数十店舗を展開する大手グループ院ばかりではないでしょうか?

高い初任給に、丁寧で充実した研修制度、全国に多数の店舗を展開する規模感。

これらを見て「大手への就職が安心かも」と考える人も多いはずです。

しかし、治療院業界には特有の構造があるため、大手だから安心とは言い切れません。

むしろ治療家として長く活躍できる技術を身につけるためには、中小規模の優良整骨院に目を向けてみることを強くおすすめします。

今回はなぜ小規模院で働くことが20代の成長を劇的に変えるのか、その理由を徹底解説します。

この記事の監修者

株式会社じんじあいであ

代表取締役・塩田
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1986年生まれ。千葉市出身。3児の父。 2018年(株)じんじあいであ設立。 整骨院業界に採用という角度から貢献するため、教育・運営・店舗展開なども他面的にサポート。 人材供給だけでなくフォローアップ、院運営のコンサルティングも行う

大手グループ院の安心感とその裏側

まずは業界の現状と、大手グループ院で働く構造について客観的に知っておきましょう。

初任給は高いが、昇給が起こりづらい

ここ数年、治療家の初任給はかなり高くなってきています。

特に大手グループ院は店舗が多い分人手が必要なので、初任給を上げて多くの若手に入社してもらおうと取り組んでいます。

そのため新人と副院長の給料の差が少なくなっており、「5年経っても10年経っても給料が上がらない」という若手が非常に多いのが現実です。

給与形態の図解

さらに、大手グループ院では、会社が用意した仕組みやマニュアルに沿って売上を作るシステムが完成しています。

これはこれで素晴らしい仕組みである反面で、入社したスタッフは「治療技術の向上」ではなく「会社の仕組みに沿った働き」を求められるケースがほとんどです。

結果的に、治療技術などの個人スキルを伸ばしづらく、給与を上げていくことも難しくなってしまうのです。

治療院業界の給与や昇給については、こちらでも詳しく解説しています。

100人以上のポスト待ち問題

もう一つの大きな壁は、この業界の構造にあります。

治療院業界は「労働集約型ビジネス」と言われる構造をしており、役職やポジションが少なくなりがちです。

例えば、30店舗を展開し150人のスタッフが在籍している大手グループ院をイメージしてください。

院長は1店舗につき1名なので、枠は30個しかありません。

仮に社長や役員、マネージャーなどを差し引いたとしても「100人以上の先輩スタッフが院長やマネージャーのポストを順番待ちしている」という状態が発生します。

どれだけ治療家として成長する意欲があっても、裁量のあるポジションや院長職が回ってきにくい環境があるのです。

治療院業界の構造についてはこちらでも詳しく解説しています。

一生モノの治療スキルが身につく!優良中小整骨院の特徴3選

そこで就活段階でおすすめしたいのが、大手グループ院だけでなく中小整骨院も選択肢に入れてみることです。

僕はこれまで治療院業界特化で16年以上も採用に関わってきましたが、若手時代に一生モノのスキルを身につけられる中小規模の治療院はとても魅力があると感じています。

優良な中小規模院のポイントは、以下の3点です。

優良中小整骨院を見極める3つのポイント

  1. 自費診療&柔軟なマニュアル
  2. 完全予約制&担当制
  3. 無理な回数券売りに頼らない

特徴①:自費診療&柔軟なマニュアル

大手グループ院の多くは、保険診療を中心とした高回転の施術や、誰が施術しても一定の品質を保てるように「1から10までガチガチに固められたマニュアル」を用意しています。

これは店舗を横展開・大量出店するための効率的な経営としては良いのですが、働くスタッフは「マニュアル通りの作業」を求められてしまい、型にはまった対応になりがちです。

一方、本当に良い中小規模の院では、保険制度に依存しない自費診療も取り入れて、その人にしかできない治療技術を磨いていくことを重視します。

自費診療は患者さんが全額自己負担で通うため、施術者の技術力や信頼、治療効果そのものがより直接的に評価されます。

実際にグループ院からマニュアルのない院へ転職した方も、似たような経験を話してくれました。

ある意味で厳しい環境でもありますが、一人ひとりの患者さんの状態に合わせて自分の頭で考え、手技を磨く環境が整っているため、型にはまらない治療技術と経験値を得ることができるのです。

特徴②:完全予約制&担当制

大手グループ院の多くは、完全予約制や固定の担当制を採用していないケースが多く見られます。

そのため、来院のたびに施術者が変わり「一人ひとりの患者さんと十分に向き合う時間がない」「患者さんの経過が分からない」という状況が起こりやすくなります。

一方、優良な中小規模の院で導入されている「完全予約制」は一人ひとりの患者さんに施術枠をしっかり確保し、問診から施術、検査まで落ち着いた環境で1対1で向き合える仕組みです。

単なるスケジュール管理以上に、施術者が目の前の治療に100%集中することができる環境とも言えるのです。

そして、この完全予約制と担当制が組み合わさることで、一人の患者さんを問診から施術、治癒・卒業まで自分で責任を持って担当することができます。

前回の施術からの変化や経過をじっくり観察して患者さんと信頼関係を築く経験は、将来的に独立開業をするときも、別の職場へ転職する時も、どこへ行っても通用する治療家マインドを育ててくれます。

特徴③:無理な回数券売りに頼らない

「患者さんのため」と言いながら、高額な回数券の売り込みをさせられる…

こうした営業重視のスタイルに苦しむ若手治療家は少なくありません。

本当に地域から信頼されている優良な小規模院は、安易な回数券販売や過度な新規集客に頼らず運営できています。

これは「しっかりと治し、また痛くなった時には自然と頼ってもらえる」という再診(リピート)の仕組みができているためです。

患者さんに不要な売り込みをせず、治療の価値そのもので勝負できる環境こそ、治療家としての技術向上や目の前の患者さんに真剣に向き合える環境なのです。

20代の職場で将来が決まる!成長できる職場の特徴

治療家にとっての20代は、知識を吸収し、経験を積み、治療家としての土台を作る大切な時期です。

そんな20代の職場を選ぶ際は「ちょっと違和感はあるけど現場はこんなものか」と妥協せず、視野を広げて色々な院を見にいくことをおすすめします。

ここでは職場選びで見るべきポイントをご紹介します。

現場に尊敬できる師匠がいるか

職場を選ぶ際、店舗の綺麗さや規模以上に大切なのが「誰と一緒に働くか」です。

長く続いている優良治療院の現場には、地域の患者さんから絶大な信頼を集める治療家がいるものです。

治療の技術や知識はもちろん、患者さんとの接し方や治療家としての姿勢を間近で感じられる環境は、お金には変えられない価値があります。

治療家として成長していきたいのであれば、「この人みたいになりたい!」と心から尊敬できる師匠の背中を追いかけられる職場を選びましょう。

反対に、患者さんへのコミットや治療への向上心がない職場に入ってしまうと、あなたのモチベーションも下がってしまうのも想像できますよね。

判断基準は「自分の家族を連れて来たいと思えるか?」

良さそうな治療院を見つけて入社を考えているときは、自分自身にこう問いかけてみてください。

「この整骨院に、自分の親やきょうだい、大切な家族を自信を持って連れて来られるだろうか?」

もちろん入社前なのですべてを知っているわけではないと思いますが、社長や現場の先輩の言動、現場の雰囲気、患者さんの様子などで感じるものがあるはずです。

もし「家族は連れて来たくない」と思ったなら、どんなに条件が良くても避けるべきです。

裁量権と右腕(ナンバー2)のポジションを掴む

中小規模の治療院では、一般スタッフ以上の裁量を自ら掴みにいくことが可能です。

実際に僕は、3店舗以下の小規模院に入って現場で成果を出していくことで、大手では考えられないスピードで院長の右腕(ナンバー2)になった人を、これまでたくさん見てきました。

その人たちは、ナンバー2という重要なポジションにつくことで、給料だけでなく、裁量(自分で考えて動く権限)を与えられます。

【優良小規模院でのキャリアアップ】

[入社初期]
技術と人間性を磨き、現場で圧倒的な成果を出す
↓
[成長期]
院長・社長の右腕(ナンバー2)として経営や教育に携わる
↓
[拡大期]
店舗拡大(5〜8店舗)に伴い、分院の店長やマネージャーへ昇格
(年収500万円超も可能)

将来的に独立開業をしたい治療家にはこれ以上にない経験値になりますし、その院で働き続けるにしても大きなやりがいを得られるだけでなく、一般スタッフのままでは難しい昇給交渉もしやすくなります。

まとめ:企業規模ではなく、技術軸・成長軸で職場を選べ!

就職活動中はどうしても大手の安心感や目先の条件(初任給)に目が向きがちです。

しかし、治療家として長いキャリアを歩んでいく上で本当に価値があるのは、「時代が変わっても、どこに行っても困らない治療スキル」です。

  • ・マニュアルだけに頼らず、自分自身の技術と人間性を磨けるか
  • ・患者さんに最後まで向き合い、自分の治療に責任を持てる環境があるか
  • ・心から尊敬できる師匠のもとで、裁量を持って挑戦できるか

就活フェアや院見学の際は、ぜひこれらの「技術軸・成長軸」を持って治療院を比較してみてください。

とはいえ、最終的にはあなたの性格やタイプ、理想の治療家像によっても、選ぶべき院は変わってきます。

「自分に合う治療院はどこだろう?」と迷った時は、弊社オリジナルの治療家専用の職場適性検査(完全無料)も受けてみてくださいね!

自分は大手向き?個人向き?どんな職場が合っている?など、傾向を掴むことができます。

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