2024.03.30
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治療家に向いている人・向いてない人の特徴を解説!(柔道整復師・鍼灸師・あんま指圧師)

平均読了時間:5分

この記事を読むと分かる事

  • 治療家に向いている人の特徴
  • 治療家に向いていない人の特徴
  • 自分の治療家人生の目標をどこに定めるかで向き不向きは変わる

こんにちは!株式会社じんじあいであの塩田です。

今回は治療家(柔道整復師・鍼灸師・あんま指圧師)に向いている人・向いていない人についてそれぞれご紹介していきます。

きいろ1号

やっぱり生まれながらに持つ体格とか腕力が重要なのかな?

青色1号

自分は向いている人であるといいんだけれど・・!

治療家の成り手は人口の減少に伴い右肩下がりではあるものの、少子高齢化社会に突入した日本では逆に需要は右肩上がりな現状。

これからますます多方面から活躍を期待される治療家(柔道整復師・鍼灸師・指圧師)ですが今回は治療家としての向き不向きについて考察してみました!

3資格別に比較し易いように並べてみたので治療家としてどの道に進むべきが迷われている方には特に読む事をおすすめしたい記事です!

また、治療家を目指している方々にポジティブに自分を見つめなおすきっかけになればと思い執筆しました。

向いていない人の特徴ばかり自分に当てはまったからと言って悲観的にならぬようおねがいしますね!

是非最後までお読みください!

治療家とは?

治療家といっても、一般の人からすれば解釈は広くとても曖昧な表現に聞こえるでしょうが、一般的には「柔道整復師・鍼灸師・あんま指圧師」の3資格を指しており、本記事についてもこの3資格を指しています。

いずれも医療的に施術を施す国家資格です。

①柔道整復師

柔道整復師とは「 ほねつぎ、整骨師、接骨師」もっと砕いて言えば「接骨院・整骨院の先生」として馴染みがあり、国家資格を必要とする職業です。

骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)などの施術(治療)をする職種の正式名称でもあります。

現在の柔道整復師は、整骨院・接骨院に留まらず、医療機関やスポーツトレーナー、介護事業所など幅広い活動範囲での活動を求められている職業です。

柔道整復師の将来性・キャリアの詳細記事はこちらから

②鍼灸師

鍼灸師は一般的に「はり師」「きゅう師」と呼ばれている国家資格を合わせて呼んでいる職業であり、厳密に「鍼灸師」という国家資格はありません。

はり師は主に、鍼灸治療院などの治療院で、鍼(はり)を用いて施術を行います。

きゅう師は、もぐさを用いて施術を行います。

どちたも痛みの軽減や自然治癒力の向上を行い身体の回復力を高める事を目的としており、人の健康を回復させるお仕事です。

鍼灸師の将来性・キャリアの詳細記事はこちらから

③あんま指圧師

あんま指圧師とは正式名称「あん摩マッサージ指圧師」の略称であり、他にはマッサージ師といった呼ばれ方をしている国家資格の事を指します。

高校卒業後に専門養成施設や文部科学省が認定した4年制大学で資格の取得が可能。

あんま指圧師は一般的に「あん摩・マッサージ・指圧」(揉む・押す・叩く・撫でる)といった手技を用いて患者の苦痛や不調を緩和してあげる施術を行う職業。あんま指圧師は主に東洋医学的観点からアプローチを行います。

分かり易い大きな特徴としてはカイロプラクティックなどのような器具は一切使用せず、体一つで行う施術です。

あんま指圧師の将来性・キャリアの詳細記事はこちらから

きいろ1号

3つの資格をまとめた造語の総称として「三療師」と呼ばれる事もあるみたいだね。

治療家に向いている人

  • 稼ぐ意欲のある人
  • 感謝されるのが好きな人・寄り添える人
  • 知識・技術の向上が図れる人

治療家に向いている人に共通した特徴を3つ取り上げました。

①稼ぐ意欲のある人

直近の背景としてここ日本では治療家は医療保険のみの施術では食べれなくなっている(稼ぎずらくなっている)現状があります。特に柔道整復師の療養費はこれは平成23年度をピークを迎え年々減少傾向にある為です。

その中で治療家に求められるのは「自費治療の拡大」

それは同時に経済的な目線を持つ事であり、この目線を持っておかないと一生給料は上がる事はありません。

仮に事業を拡大するにも、人員増員をするにもこの目線・意欲は治療家として必須になりますね。

②感謝されるのが好きな人(寄り添える人)

施術後に患者さんから「ありがとう」と感謝されるだけでも施術後の疲労感は吹き飛ぶ経験は長年治療家に従事している方々からしたら一度はあるはず。

感謝されて嫌な人はいないでしょうし、されたいと思う人がほとんどかと思いますがこの気持ちはより強い人のほうが治療家という職業問わず、何事にも成功すると言われています。

実はこの感謝されたいという気持ちは、相手に与えた内容(施術した内容)に対して「見返り」を求めるという心理的な裏返しともなるんです。ギブ&テイクの均衡した状態って心地良いですよね。

これは一見、ありがとうの見返りを求めるなんて卑しく感じるかもしれません。

しかし、感謝してもらう為にはどんな症状の重い患者さんに対しても対応出来る知識・技術を会得しておく必要があります。

そしてその技術・経験を更に求めるようになるのが「感謝されたい」という人間の根本的な欲求に直結するのです。

感謝される為に自分を磨き上げる日々は治療家としての財産にもなります。

③知識・技術の向上が図れる人

向上心は「①の稼ぐ意欲のある人」と比例する特徴で必要とされる知識技術レベルによって求められる総量も必然と増します。

加えて「②感謝されるのが好きな人」は前述の通り、されたいと思うだけ自分を磨く心理が働くもの。「③の知識・技術の向上が図れる人」と表裏一体である特徴だと言えるでしょう。

きいろ1号

向上心があって努力を怠らずにいけば、その分自分に帰って来る・報われる職業ともいえるね。

治療家に向いていない人

  • 経営的な目線がもてない人
  • 楽をして稼ぎたい人
  • 人と関わるのが苦手、自己中心的な人

治療家に向いていない人の特徴を3つ取り上げました。残念ながら治療家に向いていない人というのも一定数いらっしゃいます。ただしそれはほとんどが「考え方・捉え方」によるもので、努力で変われる部分です。

経営的な目線がもてない人(高い実費負担に強い抵抗のある人)

ここ日本での治療家は医療費削減の動きが進む中で、保険診療だけでは食べていけない時代。

「また明日も来てね。」を合言葉に毎日来てもらえるような古き時代ではなく、実費負担の高い治療を取り入れていく時代にもなりました。

患者さんに高い診療代出してもらうのも気が引けてしまうと感じる治療家の方々も多いはず。

この考え方を「マネーブロック」などと言ったりしますが、一度この考えは捨てて頂く必要があるかもしれません。

素晴らしい施術を患者に施し、対価に見合った報酬を頂くようにしていきましょう。

楽をして稼ぎたい人

治療家は楽をして稼げる職業ではありません。

何千人何万人と施術し、汗水流して得られる経験や知見は楽をして得られるものではありませんよね。

誰しも駆け出しの見習い期間は給料が安く、プライベート時間も仕事に費やしライフワークバランスも安定したものにはなりません。

下積み期間は給料も安い事が多いですが、ここを乗り越えてこそ給料UPが臨めて、自分の時間にも余裕が生まれてプライベートも充実してきます。

人と関わるのが苦手、自己中心的な人

特に整骨院などではチームワークが必要とされます。スポーツで例えるならば、剣道や柔道のような個人競技ではなく、サッカー・野球などの団体競技をイメージしてください。

売上確保という勝利に向けて各々がそれぞれの役割を理解し、前に進む事が求められます。

そのような中で自分のノルマだけを気にして、周りの補助には入らない・むしろ仕事を押し付けたりする人がいてはどうでしょうか。確実に勝利は得られませんよね。

また知識や技術を教えるなどの教育面でも実はこの業界、出来ない人が多い印象です。これは院長でも言える事で

きいろ1号

経営的な目線をもつのは、すごくお金好きな印象にみられて嫌悪感を感じる人もいるんだろうけど、食べていくにはやっぱりこのマインドは必要だよね。

職場が変われば働きやすさも大きく変わる

治療家の方々は様々な悩みを抱えています。そしてそれは治療家と言っても経営している人、施術に従事する人、入社1年目の人など様々な立場・ポジションによって悩みは変わって来ます

同時に違う目線で考え欲しいのが、「職場環境」。

弊社で定義付けしているポジションマップを見ても分かるように組織体系によって長所・短所は様々で、この業界程大きく振れ幅があるのも珍しいかもしれません。

例えば治療の取り組みもリラクゼーションよりなのか医療系なのか、売り上げをしっかり社員に還元してくれるのかくれないのか、治療技術への取り組み方など会社それぞれに色があります。

その他にも院内業務に力を入れているのも沢山あるし、技術研修をメインにしている院もあるし、残業をさせないしない風土もあるし、などなど。

治療院はコンビニより数が多いと言われるほど沢山あり、必ず自分にあった職場は存在します。

職場探しはいつでも受付していますので気軽に下記のLINE相談よりご連絡ください。

きいろ1号

人間関係がこじれた・嫌な上司がいる時は分院してたら転勤希望で逃げれる可能性もあるね。転職を考える前にそういう道もある事を忘れないでね。

自分の理想とする治療家になるには

自分が理想とする治療家になる為には、相応の技術の会得が必須になるのは誰しも理解できると思います。

そしてその技術を会得するには、自分を鍛える環境の良い職場が必要です。

まずは自分を知るところからはじめよう

結論、あります。ただし、それは人によって求めている治療院が異なってきます。

なぜならどのような技術を求めているのか、どんな理想の治療家像を描いているのか、これは人によってそれぞれ異なっている為です。

しかしながら自分にマッチした治療院を探し見つける事・見学をして見極める事はまず不可能と言って良いでしょう。

コンビニの数よりあると言われた整骨院の中からベストマッチを見つける事が難しいのはご理解頂けると思います。

そこで頼って欲しいのが弊社じんじあいであです。

じんじあいであでは、個別のLINE相談でそれぞれにあった治療院を見つけ出すお手伝いをしています。

下記のボタンからお気軽にご相談ください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は資格ごとに見た治療家に向いている人・向いていない人について解説してみました。

一般企業と比べてこの治療業界は発展途上であり、今はその過渡期とも言えます。

その波の中で揉まれている皆さんにとって自分自身を見つめなおす記事だったのではないでしょうか。

自分自身を見つめなおした時に思い立つのは環境の改善=転職。

弊社では自己分析の際に役立つ「職場適性検査」という診断ツールをご用意しております。

無料なので是非お気軽にご利用ください。

この記事の監修者

株式会社じんじあいであ

代表取締役・塩田
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1986年生まれ。千葉市出身。3児の父。 2018年(株)じんじあいであ設立。 整骨院業界に採用という角度から貢献するため、教育・運営・店舗展開なども他面的にサポート。 人材供給だけでなくフォローアップ、院運営のコンサルティングも行う

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