院長になったら外車に乗れる?
みなさんこんにちは、じんじあいであの山田です!
入社当初はは余裕だったのに知らない間に疲れが溜まってしまっている、治療家さんもいるのでは無いでしょうか?
体を壊さない程度に、頑張ってくださいね!
もうすぐ休日を迎える治療家さんも多いと思いますので、あと少し踏ん張りましょう!
さて今回は【院長になったら外車に乗れる?】と言うテーマです。
学校の先生からも整骨院は儲かる、院長になれば年収1000万、外車に乗れると言われた経験があるのでは無いでしょうか?
現在の業界ではそれが実現できるんでしょうか?
今回は現在の整骨院業界は一体どうなっているのか、本当に院長になれば会社に乗れるのか詳しく解説していきます!
【院長になれば外車に乗れるのか】
結論、乗れている人は少ない。
その理由は業界全体の数字を見れば分かりやすいと思います。
全体療養費÷整骨院
つまり1院あたりの平均来患人数。
これが少ないのが現状です。
学校の先生たちが若い時だったら、全体療養費に対して整骨院の数が少なかったので1院あたりの売上も高く、外車にも乗れてたんでしょうね。
しかし今は保険の請求も厳しくなり、整骨院数も増えてきたので1院あたりの売上も減少してしまっているんです。
【そんな中、売上を作れている院とは】
先ほどのような背景から現在では、保険1本でやっている整骨院ではどうしても売上を上げづらい現状があるのです。
もちろん、昔から患者さんが絶えず、売上をしっかり作れている院もありますよ。
保険1本で売上を作れている整骨院さんは少なく、現在多くの院で取り組みを始めているのは「自費診療」というものです。
保健請求だけでは、部位数などに応じて差はあるものの、一定額以上の報酬というのは貰えないですよね。
というのは保険診療の売上は圧倒的に患者さんの来患数に依存してしまうんです。
すなわち保険で降りる金額はおおよそ一定だから売上を増やすには患者さんの数を増やすしか無い。
患者さんの数を増やそうにも、整骨院は飽和状態で患者さんの取り合いなっており患者さんを増やすのはなかなか難しい
こんな現状があるのです。
一方、自費診療は企業側が金額設定できる治療メニューであることはみなさんご存知かと思います。
企業側が金額を設定できるということは、売上が患者さんの数に依存しないというメリットがあります。
来患数が少なくても、その分単価を上げることで売上を作ることが可能になるからです。
【売上だけ見たら上がってはいるけど、治療内容はどうなのか】
現在自費治療に力を入れている整骨院さんが多く、売上を作れている院も多いかと思います。
しかし、どう言った治療内容なんでしょうか?
自費治療の売上の要になっているもの、それは「回数券」です。
もちろん回数券に依存せず高単価で治療している治療院もありますが、非常に数が少ないです。
みなさんは回数券にどのようなイメージをお持ちでしょうか?
良いイメージ・悪いイメージそれぞれお持ちだとは思います。
もちろん企業・治療家さんにとって回数券のイメージはさまざまですが、中には良く無い売り方をしている企業もあったりするんですよ。
通院しないと大変なことになると脅して高額回数券を売ったりする企業もあります。
長期的に売上を上げ続けられるかは別にして、皮肉にもこのような企業でも売上を作れてしまうのが現状なんです。
治療内容はともかく、とりあえず売上だけを上げるのでしたら高額回数券を売りまくる方が売上は作りやすいですよね。
さて、回数券のマイナスな面ばかりを話してしまいましたが、もちろん良い面もたくさんあります。
ちゃんと問診と鑑別をして、ちゃんと原因を説明し、治療する。
治療によって痛みを取り除き、患者さんに納得してもらい回数券を買ってもらえたら、1回あたりの治療単価も下がり、患者さんの負担も減りますよね。
こう言った回数券はお互いにとってとても良いものになります。
【質問】
あらゆるものが手に入るとして、あなたは開業する時に何を選択しますか?
最高の立地ですか?最高の治療方法?それとも….
答えはインスタグラムにあります!是非追加ご覧ください!
https://www.instagram.com/kosoben_gee
【最後に】
いかがでしたか?
院長になっても会社に乗れる人は少ないのが現状ですが、それは売上の上げ方によっても大きく左右されます。
保険を使って技術で治すには売上の観点から見ると少し限界を感じられますし、逆に高額回数券だけ売りまくれば良いのかというとそういう訳でも無いです。
はたまた、とりあえず単価だけ上げても患者さんは納得してくれませんよね。
大切なのは、患者さんをしっかり治してあげられるかどうかだと思います。
ちゃんと痛みを取り除いてあげれば、単価が上がっても価値を感じてくれますし、回数券だって無理やり買わせなくても、患者さんの方から買って頂けますよ。
技術も売上も両方身についてくると嬉しいですよね。