あんま指圧師になるには?
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この記事を読むと分かる事
- あんま指圧師とは何か
- あんま指圧師になる為には
- あんま指圧師が目指せる道
こんにちは!株式会社じんじあいであの塩田です。
今回は治療家のあんま指圧師になる為にどうしたら良いのか?というあんま指圧師になる為の方法について詳しくご紹介していきます。
あんま指圧師を目指したいと思ったけどどこの学校に行けばよいのか分からないな・・・
確かに色々な学校があってよくわからないよね・・・。近ければ良いってわけでもないだろうし。
本記事ではあんま指圧師を目指す後押しにもなる内容です。是非ご覧ください!
あんま指圧師とは?なる為にはどうしたら良い?
「あんま指圧師」とは、「あん摩マッサージ指圧師」という正式名称の略で、別名「マッサージ師」とも呼ばれる国家資格です。
高校を卒業後、専門養成施設や文部科学省認定の4年制大学で資格を取得することができます。
あんま指圧師は、「あん摩・マッサージ・指圧」(揉む、押す、叩く、撫でる)という手技を用いて、患者の痛みや不調を和らげる治療を行います。この職業は主に東洋医学の観点から治療を行います。
特徴としては、カイロプラクティックのような器具を使用せず、手技のみで施術を行う点です。
柔道整復師の詳しい記事はこちらからどうぞ↓
そしてあんま指圧師になる為には大きく分けて5つのステップに分かれます。
- 学校・養成施設入学
- 国家資格受験・合格
- 免許取得・研修
- 就職
- 独立
まず、専門技術を学ぶためには学校や養成施設に入学し、座学や実習を通じて学ぶことが必要です。
視覚障害のある学生が学べる大学や盲学校を除けば、あん摩マッサージ指圧師を目指せる大学は存在しません。
現在、文部科学大臣または厚生労働大臣によって認定された専門学校のみが、あん摩マッサージ指圧師を目指す唯一の道となっています。
認定されていない専門学校では、あん摩マッサージ指圧師にはなれないので注意が必要です。
現在、国家資格を取得できる学校は21校だけです。
その後、国家試験に合格し、経験を積んで、柔道整復師としての就職が待っています。
その先は個々人によって異なります。
中には、生活の向上、キャリアアップ、または年収の増加を目指して、独立や転職といった大きなステップを踏み出す人もいます。
あんま指圧師の学校の選び方
厚生労働省のデータによると、あんま指圧師の資格を取得できる学校は21校あります。
学校選びは、個人のライフスタイル、年齢、キャリアプランなどを総合的に考慮して行う必要があります。
たとえば、すぐに柔道整復師の資格を取得して働き始めたい場合は、3年制の専門学校が適しています。一方で、学習ペースをゆっくりと取りたい、または将来についてじっくり考えたい人には、4年制の学校が余裕をもって学べるでしょう。
夜間に通学したいと考えている働きながら学びたい人には、夜間制の大学や専門学校が選択肢になります。
自宅から通学することを希望する人は、近隣の学校のプログラム内容に合わせて選ぶのも一つの方法です。
このように、学校選びは個人によって異なりますが、どのような治療家になりたいかという視点を持ちながら選ぶことで、理想の治療家やあんま指圧師に近づけるかもしれません。
あんま指圧師にもとめられる人物は?
あんま指圧師に求められる理想の人物像は、「技術向上を常に目指し、感謝されることを喜ぶ人」です。
このような人物像は治療家としての本質を表し、根本的な人格がこれに合致していれば、就職後も仕事にやりがいを感じ、優れたあんま指圧師や治療家になることができます。
技術は絶えず進化しており、知識や技術の習得が停滞すれば、優れたあんま指圧師や治療家にはなれません。
また、施術後に痛みや症状が改善され、感謝されることは、就職後の大きな動機付けとなります。このやりがいを見出し、前向きに治療家としての人生を歩むことは、非常に重要な要素です。
あんま指圧師の詳しい記事はこちらからどうぞ↓
色々なグラフを見てて推測できるのは、成り手は年々減少していき、難易度も上昇していっている背景からして業界自体、人手不足になりつつあるんじゃないかな?
あんま指圧師の仕事内容は?目指せる職業の種類・就職先についても紹介
あんま指圧師に基本的な仕事内容は、症状に対する痛みの緩和・完治とはなりますが、働ける職場の間口はここ数年で一挙に広がり仕事内容もそれぞれ若干異なります。
現在目指せる代表的な職場・職種は以下の通り。
- 整骨院
- 医療施設
- 機能訓練指導員
- スポーツトレーナー
整骨院
一般的にあんま指圧師の多くはこの整骨院に入社する事が多いです。
主に、日常生活、スポーツ、仕事中、交通事故などで生じた怪我(外傷や痛み)に対する治療を提供します。整骨院では、医者が行う手術、注射、薬物投与といった外科的手段を用いず、伝統的な「無血療法(徒手整復)」と呼ばれる独自の手技で治療を行います。
入社する整骨院によって治療方法は様々なので入社前には自分の目指している治療家像にマッチするか検討する必要があります。
医療施設
多くのあんま指圧師が病院の整形外科で働いており、骨折、脱臼、打撲、捻挫などの外傷治療に彼らの専門知識と技術を活用しています。
仕事内容は病院によって異なるものの、一般的には機能訓練、骨折の整復、ギプスの製作と装着、テーピングなどが大半でしょう。
病院での勤務の利点は、医師の診察を直接見ることができ、接骨院では得られない知識や技術を学ぶ機会があることです。
また、訪問医療に力を入れている医療施設の場合、あんま指圧師には現在「訪問マッサージ」が出来るアドバンテージがあります。この訪問マッサージが出来るのは現在ではあんま指圧師のみとなり、訪問医療の現場では現在重宝される資格となります。
機能訓練指導員
あんま指圧師は現在様々な側面から求められている職業。例えばスポーツトレーナーや人生100年時代と言われている医療・介護の分野でも重宝されています。とくに特別養護老人ホームでは機能訓練指導員を1名配置しなければいけない決まりがあり、実は柔道整復師は需要があります。
スポーツトレーナー
あんま指圧師は現在、多様な分野で活躍が求められており、特にスポーツトレーナーが注目されています。最近は、トレーナー業務を行う整骨院の求人が増えています。特に野球選手の専属トレーナーになると、年収が1000万円を超えることも夢ではありません。
持っていて損のない資格なんだね・・!どこで自分が活躍しようか選択肢も沢山あるから迷っちゃうね!
あんま指圧師の国家資格を取得する価値はある?
結論として、今後のあんま指圧師の将来は明るいと言えるでしょう。
日本では高齢者の比率が依然として高く、この状況が続いています。
そのため、あんま指圧師の需要は増え続けていますが、実際にこの職に就く人は減少しています。
施術者の数が減少する一方で、国家資格が不要な整体師の数は増えていくでしょう。
しかし、柔道整復師の資格は患者からも高く評価されており、施術に関する知識を学んだ柔道整復師には、現在も将来も明確なアドバンテージがあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はあんま指圧師の将来性について解説してみました。
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