鍼灸師になるには?
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この記事を読むと分かる事
- 鍼灸師とは何か
- 鍼灸師になる為には
- 鍼灸師が目指せる道
こんにちは!株式会社じんじあいであの塩田です。
今回は治療家の鍼灸師になる為にどうしたら良いのか?という鍼灸師になる為の方法について詳しくご紹介していきます。
鍼灸師を目指したいと思ったけどどこの学校に行けばよいのか分からないな・・・
確かに色々な学校があってよくわからないよね・・・。近ければ良いってわけでもないだろうし。
本記事では鍼灸師を目指す後押しにもなる内容です。是非ご覧ください!
鍼灸師とは?なる為にはどうしたら良い?
鍼灸師とは、「はり師」と「きゅう師」という二つの国家資格を持つ職業の総称ですが、正確には「鍼灸師」という単一の国家資格は存在しません。
はり師は、主に鍼灸治療院で鍼を使って治療を行い、きゅう師はもぐさを用いた治療を行います。
両者ともに、痛みを和らげたり自然治癒力を促進することで体の回復を助けることを目的とし、人々の健康を支える重要な役割を担っています。
その為、鍼灸師を名乗る為には「はり師」・「きゅう師」どちらも取得する必要があります。
鍼灸師になる為には大きく分けて5つのステップに分かれます。
- 学校・養成施設入学
- 国家資格受験・合格
- 免許取得・研修
- 就職
- 独立
高校卒業後、まずは文部科学省や厚生労働省によって指定された学校や養成施設に入学し、専門技術を座学及び実習を通して学ぶことが必要です。
その後、国家試験に合格し、経験を積んで鍼灸師としての職に就くことになります。
その先は個々人によって異なりますが、生活の向上、キャリアアップ、または収入の増加を目指して独立や転職をする人もいます。
鍼灸師の学校の選び方
2024年現在、鍼灸師の資格を取得するための学校は少なくとも80校が存在しています。
学校選びは、個人のライフスタイル、年齢、キャリアプランなどを総合的に考慮して行う必要があります。
例えば、早急に柔道整復師の資格を取得して働き始めたい場合は、3年制の専門学校が適しています。一方で、学習ペースをゆっくりと取りたい、または将来についてじっくり考えたい人には、4年制の学校が余裕を持って学べるでしょう。
夜間に働きながら学びたい人は、夜間制の大学や専門学校が選択肢になります。
自宅から通学することを希望する人は、近隣の学校のプログラム内容に合わせて選ぶのも良いでしょう。
このように、学校選びは個人によって異なりますが、どのような治療家になりたいかという視点を持ちながら選ぶことで、理想の治療家や鍼灸師に近づけるかもしれません。
鍼灸師にもとめられる人物は?
鍼灸師には「技術向上を常に目指し、感謝されることを喜ぶ人」が求められます。
このような人物像は治療家としての本質を表し、根本的な人格がこれに合致すると、就職後も仕事にやりがいを感じ、優れた鍼灸師・治療家になることができます。
技術は絶えず進化しており、知識や技術の習得が停滞すれば、優れた鍼灸師や治療家にはなれません。
また、施術後に痛みや症状が改善され、感謝されることは、就職後の大きな動機付けとなります。このやりがいを見出し、前向きに治療家としての人生を歩むことは、非常に重要な要素です。
鍼灸師の詳しい記事はこちらからどうぞ↓
こういう人じゃないと鍼灸師にならない方が良いって訳ではないだろうけど、鍼灸師になるにも求められる人物像があるんだね。
鍼灸師の仕事内容は?目指せる職業の種類・就職先についても紹介
鍼灸師に基本的な仕事内容は、症状に対する痛みの緩和・完治とはなりますが、働ける職場の間口はここ数年で一挙に広がり仕事内容もそれぞれ若干異なります。
現在目指せる代表的な職場・職種は以下の通り。
- 整骨院
- 医療施設
- 機能訓練指導員
- スポーツトレーナー
- 美容鍼灸サロン・エステ
整骨院
鍼灸師としてのキャリアをスタートさせるにあたり、大手チェーンから個人の治療院まで、卒業後の就職先は多岐にわたります。
X(旧Twitter)で見るような様々な評価がありますが、質の高い治療院で働けば、多数の患者を診る機会があり、技術と経験を積むことができます。
患者に指名されるレベルに達すれば、日本の平均収入を大きく上回ることも不可能ではありません。
ただし、整骨院によって治療法が異なるため、入社前には自分の目指す治療家としてのビジョンと合致するかどうかを検討することが重要です。
医療施設
医療施設への就職では、多くの鍼灸師が病院の整形外科やリハビリテーション科で勤務し、治療や機能回復訓練の業務を行っています。
仕事の内容は病院によって異なるものの、医師の指示のもと、患者の症状に応じた体の特定のポイントを刺激して血流を改善し、筋肉を柔らかくし、神経を落ち着かせる鍼灸治療を行うことが主な業務です。
病院勤務の利点としては、医師の診察を間近で見ることができ、接骨院では得られないような専門的な知識や技術を学ぶ機会があることが挙げられます。
機能訓練指導員
2018年に鍼灸師が機能訓練指導員の資格に新しく追加されました。
人々の痛みを和らげる専門家としての鍼灸師は、機能訓練指導員としての役割を担うことで、就職の選択肢が広がります。具体的には、特定施設、特別養護老人ホーム、認知症対応型通所介護、短期入所生活介護施設、ショートステイ、地域密着型通所介護など、主に介護施設での雇用が可能です。
患者と長期にわたって関わることが多く、施術以外にもコミュニケーションを取る機会が多いため、他の職種とは異なるやりがいを感じることができる職業です。
日本が超高齢化社会に突入しており、需要が拡大しているため、就職先に困ることはないでしょう。
スポーツトレーナー
鍼灸師は現在、多様な分野で活躍が求められており、そのうちの1つとしてスポーツトレーナーとしての需要もあります。
最近は、トレーナー業務を提供する整骨院の求人が増えています。
野球選手の専属トレーナーになると、年収が4桁万円に達することも決して夢ではないのです。
美容鍼灸サロン・エステ
美容の需要は年々高まり、美容業界の市場規模が2兆円に達するほど成長しています。
特に、美容鍼は市場が拡大しており、美容を専門とする鍼灸師は「美容鍼灸師」と呼ばれるようになり、近年の美容トレンドとしても注目されています。
一般的には「小顔矯正」「骨盤矯正」「痩身」などのメニューが取り入れられており、主に女性が美容の目的でこれらのサービスを利用しています。
美容業界は女性顧客を主なターゲット層としており、良い評判が広まると集客が増える傾向があります。そのため、顧客を持つことで独立開業し、年収を大幅に増やすことに成功する人も少なくありません。
持っていて損のない資格なんだね・・!どこで自分が活躍しようか選択肢も沢山あるから迷っちゃうね!
鍼灸師の国家資格を取得する価値はある?
結論、今後の鍼灸師の将来は明るいと行って良いでしょう。
理由として日本は高齢者の比率が依然として高い状態が続きます。
その中で、鍼灸師の成り手は減っている状況で需要はますます拡大して行きます。
施術者が減る中で国家資格を必要としない整体師の人口も増えては来るでしょう。
しかし、柔道整復師という資格に患者も一目置くでしょうし、やはり施術の知識を勉強してきた柔道整復師にアドバンテージがある事は今も未来も変わりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は鍼灸師の将来性について解説してみました。
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