鍼灸師の将来性・キャリアについて徹底解剖!
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この記事を読むと分かる事
- 鍼灸師の将来性とおすすめの理由
- 鍼灸師の将来性について
- 鍼灸師の目指せる道
こんにちは!株式会社じんじあいであの塩田です。
今回は治療家の鍼灸師の将来性・キャリアについてご紹介していきます。
直近ではWHOにも効果があると認定された鍼灸師ですが、今回は鍼灸師のおすすめの理由から将来性まで徹底解説!是非ご覧ください!
どんな職業なのか気になるね!
WHOから認定されたなんてすごい・・!
鍼灸師とは?どんな仕事?
鍼灸師は一般的に「はり師」「きゅう師」と呼ばれている国家資格を合わせて呼んでいる職業であり、厳密に「鍼灸師」という国家資格はありません。
はり師は主に、鍼灸治療院などの治療院で、鍼(はり)を用いて施術を行います。
きゅう師は、もぐさを用いて施術を行います。
どちたも痛みの軽減や自然治癒力の向上を行い身体の回復力を高める事を目的としており、人の健康を回復させるお仕事です。
参考元:000858705.pdf (mhlw.go.jp)
鍼灸師の歴史について
はりときゅうは、今から二千年以上前に中国で誕生した技術。
日本へは6世紀頃に日本に渡来した技術。室町時代後期の関連した学術書なども発見されており、それから昭和に至るまで様々な文献が見つかっているので、鍼灸は昔から日本に根差してきている由緒ある施術・職業と言えるでしょう。
WHOも効果を認定!
2008年にWHOは、2003年から伝統医学の国際標準化プロジェクトを開始し、2008年に鍼灸治療で用いるツボ(経穴)の国際標準が定められました。
この他にも漢方領域も含む伝統医学用語の標準化など、国際的な標準化の動きが現在も進められています。
鍼灸師の資格難易度と取得者数について
鍼灸師の資格難易度は比較的優しく、過去30年のデータを見ると平均74%の合格率となります。直近では
2023年に行われた鍼灸師国家試験の合格率は過去4番目の難しさとなりました。近年では鍼灸師の資格は人気傾向にあり、合格者数は右肩上がりに増えてきているものの、やはり一定の難易度である合格率70%でした。昔も今も難易度は変わらずといったところですがしっかりと勉強すればそれほど資格取得の難易度は高い資格ではないでしょう。
出典:国家試験合格発表|厚生労働省 (mhlw.go.jp)
鍼灸師は様々な道がある!おすすめの理由
鍼灸師は近年需要拡大の傾向にあり、今では様々な働き場所があります。以下にまとめてみました。
- もっとも一般的な鍼灸整骨院
- 独立開業で年収アップを目指せる
- 機能訓練指導員
- 美容鍼のトレンドで給与アップも見込める
もっとも一般的な鍼灸整骨院
鍼灸整骨院が学校卒業後に最も一般的な就職先で知られていますが、大手チェーンから個人院まで様々ですよね。
良く悪くも様々な評価をX(旧Twitter)では見かけますが、優良な治療院で働く事が出来れば多くの患者を施術し、技術経験を研鑽していく事が出来ます。
患者から指名されるくらいになれば日本人平均収入を大幅に超す事も夢ではありません。
独立開業で年収アップを目指せる
「はり師」「きゅう師」の国家資格取得者えあれば基本的にはだれでも開業する事が可能です。
開業するには独立資金から見込み顧客まで様々な準備が必要になりますが、自由な働き方を求める人にとっては最適解かもしれませんね。
また、店舗を持たずに訪問開業という道もあり、いわば出張訪問サービスのような形で自宅や、オフィスに出向くといった働き方もあります。
対会社と契約して福利厚生の一環として訪問サービス行っている治療家の方も沢山いらっしゃいますし、自宅へ足腰が弱い人や家を出られない方に向けた訪問サービスとして行っている個人の治療家も沢山いらっしゃいます。
機能訓練指導員
2018年には機能訓練指導員になれる資格として鍼灸師が新たに加えられました。
人の痛みを緩和できる人材を確保するという名目のもと加えられた鍼灸師ですが、この機能訓練指導員になる事で就職先の窓口は大きく広がります。具体的には「特定施設」「特別養護老人ホーム」「認知症対応型通所介護」「短期入所生活介護施設」「ショートステイ(短期入所介護施設)」「地域密着型(小規模)通所介護」などの主に介護施設での就職が可能になります。
長期的に患者と関わっていく事が多い為、施術以外のコミュニケーションを取る事が多く他の道とは違ったやりがいを感じられるお仕事の1つ。
日本においては超高齢化社会に突入し需要も拡大している事から働き場所には困らない資格ですね。
美容鍼のトレンドで給与アップも見込める
年々美容の需要は高まり、美容業界の市場規模は2兆円と言われるほどまで上昇している現状。
その中でも、美容鍼も同様に市場は右肩上がりで美容を専門とする鍼灸師は「美容鍼灸師」とまで言われるように。近年注目されている美容としても知られていますね。
主に「小顔矯正」「骨盤矯正」「痩身」などのメニューラインナップを一般的に取り入れており、美容の観点から利用するのは女性がメインです。
美容系は女性顧客をメインターゲット層としている為、一度良い評判が流れれば、集客が多く見込める傾向にあり、顧客は基本的に「店」では無く「人」に着く為、顧客を抱えて独立開業し、年収の大幅UPに成功する人も多くいます。
鍼灸師と治療業界の将来性
治療業界の大きな担い手として鍼灸師は今後様々なフィールドでの活躍を期待されています。
日本国全体としては、現状として医療費削減に向けた動きを図っている為、治療業界としては縮小傾向とは言えますが、その中でも鍼灸師にフォーカスを当てると2018年の機能訓練指導員になれる道が増えた事などやトレンドの美容鍼など、鍼灸師の働き方は近年で広がりがみられ、業界も明るいと言えるでしょう。
治療業界から他業種にジョブチェンジする割合について
鍼灸師の資格を生かさずに違う業種に転向する人は実はかなり多いのがこの治療業界の特色で、明確なデータはありません。
実際にどれだけ辞めているかわからないんだったら割合もへったくれもないじゃん!と思われた方も多いと思います。
これはこの業界歴10年以上の私(塩田)のあくまで所感になりますが、1年目から職場離脱するのはおおよそ10~20%。
そして3年もすると半分の50%ほどが業界転向無いしは転職している印象があります。
柔道整復師の需要は高い?現在の求人状況
結論、鍼灸師の需要は「高い」と言えます。なぜなら鍼灸師は今は「多様な就職先がある」から。
前述でも紹介した、機能訓練指導員から訪問サービス、美容鍼灸師など多様な働き方が認められている為、就職先や働き方の選択肢はかなり多いのが近年の傾向になります。
鍼灸師を目指すのは辞めた方が良い?評判をピックアップ
賛否両論ある鍼灸師ですがX(旧ツイッター)上のリアルな声をピックアップしてみました。
辛辣な書き込みも散見されるけど、美容鍼の人気は高いみたいだね。感謝される職業でもあるのでお給料ももらえて感謝もされて言う事なしなんじゃないかな?
10~30年後の鍼灸師は?
結論、今後の鍼灸師の将来は明るいと行って良いでしょう。
理由として日本は高齢者の比率が依然として高い状態が続きます。
その証拠に、鍼灸師の成り手は右肩が上がりに上昇傾向で需要に対して拡大しています。
最近では働き方の選択肢が増えてきており、介護分野で重要な役割を担う機能訓練指導員の資格も取れるようになったのがとても良い例ですね。
鍼灸師という資格に患者も一目置くでしょうし、やはり施術の知識を勉強してきた「鍼灸師」という資格にアドバンテージがある事は今も未来も変わりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は鍼灸師の将来性について解説してみました。
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