【ポジションD】若手社長院とは?メリット・デメリットを徹底解説!
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この記事を読むと分かる事
- ポジションD(若手社長院)と他の整骨院との違い
- ポジションD(若手社長院)のメリット・デメリットについて
現在の勤め先に不満を感じている治療家さん、入りたい整骨院が見つからない就活生、整骨院業界はまだまだ発展途上の業界故に様々な悩みを抱えている人も多い事でしょう。
この記事に辿り着いた人の多くはきっとそういった治療家・就活生の方々のはず。
そうは言いつつも整骨院と言えど、多種多様な職場環境があるのも事実。
そして自分の性格・スタイルがその職場にマッチするかどうかで治療家人生が大きく左右されるのもまた事実です。
こんにちは!株式会社じんじあいであ代表の塩田です。
本日は当社が整骨院の特性別に分類したうちの1つ、ポジションD「若手社長院」について徹底解説していきます。
現在お勤めの整骨院は個人院なのか、そして自分の治療家人生として若手社長院はマッチするのか、きっと判断材料の1つとして吸収してもらえるはず!
是非最後までお読みください!
ポジションD【若手社長院】とは?
この「若手社長院」は様々な形態のグループ院がある中でも一番若手の治療家の子達が働きやすい、ストレス無く働ける整骨院です。
同時に、「大手グループ院より待遇が比較的良く、自分の時間を確保できる整骨院」とも言えます。
イメージがし易いようにポジションシートをご用意しております。
どんな整骨院があるのか、ポジションDの若手社長院はどんな治療家の集まりなのか一目でわかります。
まだ見ていない方は是非、先に一度目を通してみてくださいね!
若手社長院はもともとはTHEグループ院から独立して開業した整骨院がほとんどの為、当時のマイナスポイントを改善した整骨院であるからこそ、条件や待遇が良い事が多いのが特徴。
また残業が少ない為、定時後の自分の時間を大切にしたい治療家の方からすればとても働きやすい職場と言えます。
また教育に関しても比較的穏やかに教えてくれるイメージが強いのがこのポジションDの若手社長院の魅力でもあります。
大手グループ院での下積み時代にもっとここはこうしたらよいのに!給料ももっと上げてくれたらよいのに!みたいな考えをそのまま自分の院で改善したんだね。
また、THEグループ院のように広告やその他の数字管理など、経営的な知識・ノウハウは会得済みであるので、土台の基本的な経営もしっかりしているのがプラスポイントとして挙げられます。
このようにある種、いまのご時世に見合った職場環境を提供してくれる整骨院であり、比較的働きやすい職場として挙げられるのがこのポジションDの「若手社長院」となります。
業界におけるポジションD(若手社長院)の割合
私たちが見る限り、ポジションDの若手社長院は全体の約25%。
若手社長院は、グループ院時代のノウハウを活かしているので経営面には優れていますが、グループ院ほどの財力は無い為、一等地に構えている事は少ないです。
それでもちらほら見かける程度にはある印象の整骨院です。
4件に1件ぐらいの割合なんだね!ポジションDはグループ院から独立した人が多いとなると外観も内装も似たり寄ったりなのかな?
ポジションD【若手社長院】を一言でいうと?
プライベートと仕事は完全に別物!みたいな感じでONとOFFの切り替えがはっきりしてそうな人だね!
ポジションD(若手社長院)のメリット・デメリット
ここで若手社長院に就職する上でのメリット・デメリットをまとめてみました。
いまグループ院に勤めている方々にはきっと共感してもらえる内容だと思います。
ポジションD(若手社長院)のメリット
- 大手グループ院から独立した先生がほとんどの為、当時のマイナス面(勤務時間や給与)はグループ院より良い事がほとんど。
- 働きやすい環境の可能性が高い
- 良い子良い子しながら育ててくれる
- 全体的に条件が良い
①グループ院より待遇が良い事が多い
若手社長院はグループ院から独立した人がほとんど。その為、当時のマイナスポイントを改善点として条件や待遇をより良くしている事が多いです。
②働きやすい職場である確率が高い
グループ院のノウハウをそのまま持ち込んでいる傾向にあるので、治療方法のマニュアル完備などもされておりストレス少なく働ける印象です。残業も少ないので自分の時間を確保したい人にとっては働きやすい職場であると言えます。
③良い子良い子しながら育ててくれる
褒めて伸ばしてほしい!と最近の人は思う事が多いのではないでしょうか。若手社長院では教育方針もどちらかと言えば比較的優しめで、寄り添って指導してくれる方針がほとんど。
叱られたり厳しく指導されるような熱血的な職場では無いのでそういった社風が苦手な人からすれば若手社長院はかなり魅力的に感じられるかもしれません。
夕方18時以降は家庭の時間を大事にしたい!副業に力をいれたい!などのニーズに応えれる、フィットしている職場はひょっとすると若手社長院なのかもしれませんね!
ポジションD(若手社長院)のデメリット
- 仕組みがアップデートされない
- 分院展開を積極的に仕掛けないのであれば給与は決して上がらない
- 勉強会などが少ない(残業が少ない)
- 言われた通りにすれば良い環境
- 成長のチャンスが少なめ
①仕組みがアップデートされない
良くも悪くもグループ院のノウハウ・仕組みを取り入れて開業した若手社長院では、開業当時の仕組みがアップデートされず、時が経つと治療法から何から古いままになってしまう事もしばしばあります。
グループ院の場合、働いている従業員や定期的な外部との交流によって情報に対してアンテナ高く行動に取り入れるものですが、若手社長院もそれと同様の動きを取れるわけではありません。
先進出来ずに既存の仕組みがそのままだと周りが先進すると後退しているのと変わりありません。こうなると経営的にも治療家人生としてもマイナスな状況になってしまいます。
②分院展開を積極的に仕掛けないのであれば給与は決して上がらない
分院展開をすればポスト問題も解決し、給与の頭打ち問題も解決されます。しかし若手社長院の場合は慎重なのか奥手なのか積極的に仕掛けていかない傾向にあります。その為給与が頭打ちになり長く働ける職場ではないと判断され、結果的に若手社長院を離れてしまう治療家の方々も大勢いらっしゃいます。
③勉強会などが少ない(残業が少ない)
もっとこういう治療を試して見たい!こういう症状にはこういった手技が最近ではトレンドとしてある!など治療に意欲的な人からすれば若手社長院は不完全燃焼な職場かもしれません。他の職人気質が強い職場と比べ勉強会も少なく残業時間も少ない為まず勉強してみんなで治療家として前に進んでいくような環境ではありません。
それは治療にも直結しており、グループ院同様にマニュアルのみの治療で技術的な成長はありません。
腕の立つ整骨院を開業を仮に持っていたとしても実現するのは若手社長院の下積みだけではかなり困難と言えますね。
働きやすいからといって良い治療家人生を歩めるわけではないですよね。
ポジションD(若手社長院)に向いている人
ポジションDのこの若手社長院において向いている人は、「仕事とプライベートを完全に割り切りたい人」。
若手社長院の場合、技術的な勉強会を開くことは少なく治療家としての道を極めていきたい人には不完全燃焼な職場といえる反面、自分の時間を多く持てるのでプライベートは充実させる事が出来るでしょう。
プライベートではなく副業に時間を当てる事が出来ますし、もちろん治療の勉強に時間を充てる事が出来ます。
今の時代、仕事1本!という生き方の人が少なくなってきたように働き方も多様性の時代です。
若手社長院の場合、治療家としては飛躍的な技術向上を望むことは難しいかもしれませんが、プライベートはたっぷり時間が欲しい!などの考えを持つ人のライフスタイルにマッチする整骨院なのかもしれません。
そういった自分のライフスタイルにあった働き方を求める人にとってはまさにぴったりの整骨院であると言えるでしょう。
君はどんな人?自分を知る事から始めよう
まずは自分がどのような理想を持っていて、その自分になる為にはどんな整骨院に入らなければいけないのか。
この自己分析・業界のリサーチをせずに、勤め先でギャップを感じすぐに辞めてしまう人が大勢いるのがこの業界の特色です。
まずは「なりたい自分探し」から始めてみてください。↓