無知ゆえに乗り越えられたハードな日々。振り返ってみて彼が思う「しくじり」とは?

今回は、大人気の「先輩たちのしくじりに学ぶ」シリーズです!
治療院業界で働く先輩たちに、就活・転職での失敗談を赤裸々に語ってもらいました!
料理人から治療家へ転身したSさん

料理人として厳しい修行を積んだ彼だからこそ乗り越えられた試練。
みなさんは乗り越えられますか?
Q1.初めての就職活動、どのように進めましたか?

元々腰が悪くて整骨院に通っていました。
その整骨院で本当に印象的だったのが「仕事を楽しそうにしている」でした。それでこの仕事に興味を持ったんです。
まずは整体師として整骨院に就職をして、翌年には柔整学校に入るという計画を立てました。
もう本当にその時は『やってみたい!』という気持ちに純粋に従いましたね。みんなとプロセスが逆なので、学校で学んだ事が現場ですぐに活かせないのも分かっていたのはよかったと思います。
ただ、正直今考えると整体師として保険診療にも入っていたので怖いですよね。若干うしろめたさがあります。
Q2.入社する前と入社した後でギャップはありましたか?

ギャップかぁ〜、う〜ん。それはあまりなかったですね。
というのも最初に入った職場がぼくにとってのイメージなんです。だから厳しい業界だなーと思うし、それに必死についていった感じです。
調理師時代も厳しかったので、体力的な辛さは…なんとか耐えられましたね。きつかったですけど(笑)
治療面でいうと業界では綺麗事が多い気がするなーって思います。あえていうならそれがギャップですかね。「これをやれば治る」とか「これやれば患者さんはついてくる」っていうのが実際にはそんな事ないんですよ。正解がないというか。だからこそ面白いですけどね。
Q3.もし、就職活動をやり直せるとしたら何をしますか?

当時整骨院かラーメン次郎で働くか迷ってたんですよ(笑)
それは置いておいて、まあでも整骨院で働く前に学校行きますね。学生時代は本当に大変だったのであの思いは…もうしたくないです。(笑)
それにさっきも言ったように整体師や学生が整骨院で施術にはいったら、、、じゃないですか?
正当なルートからにすると思います。それと多分調理師やらないで整骨院に最初から入ってますね!
Q4.国家試験前に内定をもらうことについては、どう思いますか?

受かってからの方がいいと思う。
落ちたら就職できないですからね(笑)
実際にそういう友人がいたんですよ。
試験前からアルバイトしてて、そのまま就職予定だったんですが試験前の足切りで切られてしまって。。。それを見ちゃうと後からでもいいかなと思います。
Q5.最後に、これから就職活動をはじめる学生にアドバイスを!

「こんなはずじゃなかった」っていうのはあると思う。
でもそこで辞めないで、この仕事の面白さを知ってほしいなと思います!
編集からのコメント

整体師〜学生時代は、朝7時〜夜の0時まで働いてその中で勉強も行うかなりハードなものだったと聞いています。
彼の言うキーワード、「楽しむ」は何もこの業界に限ったことではなく『仕事』というものに取り組む全ての人にとってのキーワードです。
他業界からの転職、出遅れたスタートという2つが日々の業務を乗り越える原動力になり、『楽しむ』ことができるようになったんだと思います。
弊社じんじあいであでは、治療院業界専門の転職・就職支援を行っています。
公式LINEでは若手治療家の転職・就職相談にも乗っていますので、ぜひお気軽にご連絡ください!
また「先輩たちのしくじりに学ぶ」シリーズは、他のエピソードもあります。
- ・運命を感じた「完璧な」就職先。ところが待ち受けていたのは…
- ・友人の紹介でさくっと決まった就職先。そこには思わぬ落とし穴が…
- ・無知ゆえに乗り越えられたハードな日々。振り返ってみて彼が思う「しくじり」とは?
- ・学生時代に働いた「しくじり」を活かせ!「面接7割」の極意とは!?
- ・人間関係最高の職場!でも初めての転職で…
- ・「給与5万円」「技術は見て盗め」古き良き!?時代の整骨院、あなたはどう思いますか?
- ・学べる!!はずが学べない!!?たくさん職場見学に行っても失敗する就職先選びの難しさ!その解決策は?
- ・「このノリ…嫌!」整骨院あるある就職先での悲劇とは?
ぜひ色んな”しくじり”を知って、皆さんの就職・転職に活かしてくださいね!