柔道整復師の将来性・キャリアについて徹底解説!
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この記事を読むと分かる事
- 柔道整復師の将来性とおすすめの理由
- 柔道整復師の将来性について
- 柔道整復師がの目指せる道
こんにちは!株式会社じんじあいであの塩田です。
今回は治療家の柔道整復師の将来性・キャリアについてご紹介していきます。
柔道整復師の学校卒業間近だけど調べれば調べる程悪い印象多くて将来性が不安・・・
確かに待遇や金銭面の不安はあるね・・!
本記事では柔道整復師を目指す後押しにもなる内容です。是非ご覧ください!
柔道整復師とは?どんな仕事?
柔道整復師とは「 ほねつぎ、整骨師、接骨師」もっと砕いて言えば「接骨院・整骨院の先生」として馴染みがあり、国家資格を必要とする職業です。
骨折、脱臼、捻挫、打撲、挫傷(筋・腱の損 傷)などの施術(治療)をする職種の正式名称でもあります。
現在の柔道整復師は、整骨院・接骨院に留まらず、医療機関やスポーツトレーナー、介護事業所など幅広い活動範囲での活動を求められている職業です。
柔道整復師とカイロクラプターの違いは何?
大きな違いで言うと、柔道整復師という国家であるかどうかで大きく分かれます。
柔道整復師は国家資格であり、対してカイロプラクターは民間資格。
施術に関しても、柔道整復師は外傷を主に治療し、カイロプラクターは骨盤・骨格のゆがみを治して痛みを緩和・改善する事。
患者の痛みや症状を治すという枠組みにおいては同じと言えますが、内容は似ているようで全く異なるものです。
柔道整復師と整体師の違いは何?
一番の違いは、国家資格であるか無いかという事。
柔道整復師は国家資格であり、医療行為(健康保険、自賠責保険、労災保険などの保険が適用)として施術する事が出来ます。
一方、整体師はこれらの施術が出来ません。
柔道整復師の資格難易度について
柔道整復師の資格難易度は比較的優しく、直近10年のデータを見ると約64%の合格率となります。
全体の合格率、新卒・既卒それぞれの合格率などグラフデータをもとに詳しく見ていきましょう!
柔道整復師の合格率
柔道整復師の合格率は年々下降傾向にあります。
グラフを見ると徐々に合格率が減っていっているのが目に見えてわかりますね。難易度も年々上がっていっているのが分かります。
柔道整復師の合格者数
柔道整復師の合格者数は2002年から急上昇し、2013年頃をピークに直近数年間はどんどん減少していっているのが読み取れます。取得難易度を上げているのもあるでしょうが、右肩下がりの主な要因は受験者数の減少にあります。
柔道整復師の新卒合格率
新卒の合格率は直近の2022年度を除くと平均で80%台を維持しており合格率は非常に高めです。
柔道整復師の既卒合格率
既卒の合格率は新卒の平均約80%と比べても非常に不安定な合格率ではありますが、年々合格率は減少していってますね。
色々なグラフを見てて推測できるのは、成り手は年々減少していき、難易度も上昇していっている背景からして業界自体、人手不足になりつつあるんじゃないかな?
柔道整復師と治療業界の将来性
治療業界の大きな担い手として柔道整復師は今後様々なフィールドでの活躍を期待されています。
厚生労働省の最新の統計情報によると、令和3年度の集計では「柔整療養費」はおおよそ2,905億円。これは10年ぶりに増加となった数字です。
参考元:toukei.pdf (mhlw.go.jp)
日本国全体としては、現状として医療費削減に向けた動きを図っている為、治療業界としては縮小傾向とは言えますが、その中でも柔道整復師にフォーカスを当てると前述のように「柔整療養費」は上がっている事からまだまだ柔道整復師の業界は明るいと言えるでしょう。
治療業界から他業種にジョブチェンジする割合について
柔道整復師の資格を生かさずに違う業種に転向する人は実はかなり多いのがこの治療業界の特色で、明確なデータはありません。
実際にどれだけ辞めているかわからないんだったら割合もへったくれもないじゃん!と思われた方も多いと思います。
これはこの業界歴10年以上の私(塩田)のあくまで所感になりますが、1年目から職場離脱するのはおおよそ10~20%。
そして3年もすると半分の50%ほどが業界転向無いしは転職している印象があります。
柔道整復師の需要は高い?現在の求人状況
結論、柔道整復師の需要は「高い」と言えます。なぜなら柔道整復師は今は「売り手市場」だから。
柔道整復師が活躍する整骨院業界は「労働集約型ビジネス」とされています。このビジネスモデルは人でがいる程、儲かるモデルな為、経営者としては柔道整復師の資格をもった人を強く求めている現状があります。
柔道整復師を目指すのは辞めた方が良い?評判をピックアップ
賛否両論ある柔道整復師ですがX(旧ツイッター)上のリアルな声をピックアップしてみました。
辛辣な書き込みも散見されるけど、中には現実的な事だけど将来性のある書き込みも見れたりと賛否両論と言ったところだね。
柔道整復師は様々な道がある!おすすめの理由
柔道整復師は現在は売り手市場であり、働き口に困ることはありません。しかしながら目指した自分の治療家像と現実とのギャップに悩まされこの業界から一人また一人と抜け出していっているのも事実です。
しかしながら柔道整復師という職業は夢があるんです。以下にポイントをまとめました。
- 整骨院・接骨院以外でも活躍できる
- 独立開業で年収アップを目指せる
- 機能訓練指導員
- 地元に貢献し愛される柔道整復師に
整骨院・接骨院以外でも活躍できる
柔道整復師は今は幅広いフィールドする事が求められており、最近人気なのがスポーツトレーナーです。最近ではトレーナー業務を兼務できる整骨院の求人も多く見かけるようになりました。ちなみにこのスポーツトレーナー、野球選手専属のトレーナーともなると、年収4桁万円も夢じゃありません。
独立開業で年収アップを目指せる
治療院で優良な下積み経験した後は開業という道もあります。もちろん、長く続けていくためには、実績・信頼・技術を日々、地道に積み上げていく必要はありますが、経営側に回れるようになるとかなりの年収アップを望めます。規模を大きくすれば外車を乗り回る事だって出来ます!
機能訓練指導員
柔道整復師は現在様々な側面から求められている職業。例えばスポーツトレーナーや人生100年時代と言われている医療・介護の分野でも重宝されています。とくに特別養護老人ホームでは機能訓練指導員を1名配置しなければいけない決まりがあり、実は資格取得者はかなり需要があるのが柔道整復師なんです。
地元に貢献し愛される柔道整復師に
収入UPを見込む事よりももっと人から信頼されて地域に貢献したいという価値観の方も多いと思います。そんな理想を持っている人におすすめは地元の部活に励む学生やアマチュアアスリートのポテンシャルを引き出してあげれる貢献活動。もちろんスポーツトレーナーになる下積みとしても考えられますが、長く地域に根差していると人知れず名前は知れ渡るもの。ゆくゆくは腕のある柔道整復師として身を立てる事も可能です。
持っていて損のない資格なんだね・・!どこで自分が活躍しようか選択肢も沢山あるから迷っちゃうね!
10~30年後の柔道整復師は?
ネット上ではネガティブな発言が多いのも事実ですが、結論、今後の柔道整復師の将来は明るいと行って良いでしょう。
理由として日本は高齢者の比率が依然として高い状態が続きます。
その中で、柔道整復師の成り手は減っている状況で需要はますます拡大して行きます。
施術者が減る中で国家資格を必要としない整体師の人口も増えては来るでしょう。
しかし、柔道整復師という資格に患者も一目置くでしょうし、やはり施術の知識を勉強してきた柔道整復師にアドバンテージがある事は今も未来も変わりません。
いってみよー
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は柔整整復師の将来性について解説してみました。
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