2025.02.14
しくじり

「給与5万円」「技術は見て盗め」古き良き!?時代の整骨院、あなたはどう思いますか?

今回は、大人気の「先輩たちのしくじりに学ぶ」シリーズです!

治療院業界で働く先輩たちに、就活・転職での失敗談を赤裸々に語ってもらいました!

憧れから始めたアルバイト

学生時代にお世話になった整骨院でアルバイトできることになったGさん。

憧れの職場では様々な試練が待ち受けていました。

Q1.初めての就職活動、どのように進めましたか?

Gさん

部活中にアキレス腱を切ったことで通い始めた整骨院。
その治療風景をみてこの業界を目指すことを決めました。

そのあと、その治療院にアルバイトをお願いしたのが最初ですかね?でもフルで入っているのに給与は月5万円とかでした。

Q2.入社する前と入社した後でギャップはありましたか?

Gさん

技術はみて盗め、給与は5万円、教えてもらえないのはきつかったですね。上司もいなくてまさに師弟関係でした。

始発で学校いって帰りは終電という状態が続いてました。でも周りの友達で3〜4人はこんな感じの子がいたので辛かったりはなかったですけどね。

Q3.もし、就職活動をやり直せるとしたら何をしますか?

Gさん

でも、やっぱりここに入りますね。
なんだかんだで色々探して決めましたし、スポーツに強いところが良かったので。

給与や休みは当時はどうでもよかったですし、大学の野球部や陸上部のトレーナー業務に携わらせていただき、優勝の経験もさせてもらいました。なので後悔はないです!

Q4.国家試験前に内定をもらうことについては、どう思いますか?

Gさん

あまり変わらない気がする(笑)
それより学生時代からはたらいた方がいいに決まってる。

職人ですからスタートラインが3年分違いますからね〜。うん。国試がどうって事は関係ないですね!学生時代に働いていて、区切りの良いところでの転職でいいんじゃないですか?

Q5.最後に、これから就職活動をはじめる学生にアドバイスを!

Gさん

自分のやりたいことを1つ決める。
それが学べるかを基準にする。

自分の中で軸をつくったら一生の武器になっていく!私はトレーナーっていう軸を持って、そこから整骨院ならではのご年配の方の治療にシフトしていき幅が広がっていったんです。

じゃないと募集要項ばかりをみて職場を変えることになってしまう。自分の最初の引き出しをつくる就職活動をおすすめします!

編集からのコメント

塩田

『修行型整骨院』への就職ですね。
これは整骨院業界の原点です。
20年前はこれが普通でした。

今でこそ「ブラック」と言われてしまうかもしれませんが、さて皆さん!ひとつだけ皆さんに知っておいてほしいことがあります。

それは「皆さんの入社する整骨院の社長のほとんどがこの『修行型整骨院』で働いていた」という事実です。

修行型整骨院で働くべきとまでは言いませんが、この事実を知った上で先輩方への敬意を表することができれば、面接時にも「お、見込みあるなこいつ」と思わせられるかもしれません(実際にそういうケースを多くみてきました)。

弊社じんじあいであでは、治療院業界専門の転職・就職支援を行っています。

公式LINEでは若手治療家の転職・就職相談にも乗っていますので、ぜひお気軽にご連絡ください!

また「先輩たちのしくじりに学ぶ」シリーズは、他のエピソードもあります。

ぜひ色んな”しくじり”を知って、皆さんの就職・転職に活かしてくださいね!

一覧に戻る